京都マラソン2015

京都の2月は矢張りマラソンでしょう。今年はスタート地点のボランティア仕事です。集合時間が早朝なので前乗りを良いことに、前日は京都の「美しい」を堪能しました。日中は観世会館能楽堂のお能と狂言。夜は東山、高台寺の夜咄、夜の庭園鑑賞と禅僧にちなんだ点心を頂くというものです。

肝心の京都マラソンボランティアですがスタート前給水は初めてです。ランナーはコース上とは違い自分を律したり整えたりと心身共にアップをし緊張されていました。完走することだけを目指す思いが伝わって来ました。


「311を忘れない」と書かれたゼッケンを付け、ランナーもスタッフも全員が「絆」のネームシールを付けます。温かく優しいメンバーと協力して作業することで共感を実感します。私達スタッフ等含め2万人近い人達が時と場所を同じにして気持ちもシンクロする素晴らしい時間でした。

一期一会余情残心、皆との握手は大切な事を思い出させてくれられました。cto

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コメント: 2
  • #1

    keiko (水曜日, 18 2月 2015 22:43)

    ボランティア!いつまでも忘れない皆さんの温かい心嬉しくて感動です。能楽堂でのお能に狂言、高台寺!夜咄は燈火の茶事と言われます。短檠の明かりで最高のお茶を戴きしつらえも風情も大いに楽しみ、素晴らしい充実した過ごし方をされ又感動です。17日に火事のニュースを見て、文化財が焼失せず良かったですね。

  • #2

    cto (木曜日, 19 2月 2015 10:18)

    keikoさんこんにちは。コメントをありがとうございます!
    寒い夜に短檠や手燭の灯は昔々の静かな闇にさぞ風雅だったことと想像しました。この夜半東さんのおっしゃるには、同じ図柄のお道具を三つ揃えるのが良いとのことで水指、棗、替茶碗に鳳凰の銘が付いていました。
    火事のニュースには驚きましたが重文や庭園が無事だったそうで本当に良かったと思います。