自らの知識、あるいは地位のゆえに組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである。   −『経営者の条件』− では、「できる人」の仕事のしかたとは・・・・・・ 28.5つの習慣を徹底すれば誰でも成果はあげられる 「私が知っている成果をあげる人は、気質と能力、行動と方法、性格と知識と関心などあらゆることにおいて千差万別だ。共通点はなすべ きことをなす能力だけだった。」   −『経営者の条件』P.41− ☆成果をあげる能力は誰でも習得できる  次に示したこれら5つの項目を習慣化すること。それにより、成果をあげることそのものが、習慣になっていく。  @時間を体系的に使う   自分は何に時間をとられているのかを自覚する。自分で使い方を決められる時間については、体系的に管理することが重要  A期待されていることを意識する   「やりたいこと」に力を注ぐのではなく、回りが「してほしいこと」を察知して自分の仕事を組み立てる。仕事の成果は貢献によって   生まれる。  B自分の強みから考える   弱みを減らしても劇的な成果の伸びは期待しづらいし、社内での存在意義もアピールしにくい。メンバーよりも秀でている長所を見つ   けよう。  C常に最優先の仕事をする   大きな成果が期待できる仕事は、優先度を高め、力を集中する。「まずやるべきことは何か?」「いまやらなくてよいことは何か?」   を問う。  D手順を明確にする   仕事の進め方を決めてから進める。仕事には間違いがつきもの。だが、一度「決める」という段階を経ない限り、その検証・発見がで   きない。 “卓越するには特別の能力が必要だ。だが、成果をあげるには、人並みの能力があれば十分なのだ。”