5.将来の成功のために戦略計画という発想で成果を引き寄せる 「(未来を得るには)いま意思決定をしなければならない。いま行動し、リスクを冒さなければならない。必要なものは、長期計画では なく戦略計画である」   −『マネジメント エッセンシャル版』P.37− ☆戦略計画とは成果がともなう思考と判断である  戦略計画とは・・・  @思考である:決まった手法やプログラムで導き出せるものではない。常に分析、想像、判断が必要  A予測ではない:企業の役目は可能性を見つけることではなく、可能性をつくり、広げること。それが真の未来志向だ  Bいま、決めなければならない:戦略を練るには「明日のためにいま何をすべきか」を考える必要がある  Cリスクを減らすものではない:大きなリスクを乗り越えれば、大きな成果をものにできる。そのために、より大きなリスクをとっても   大丈夫なように、将来に備えておかなければならない ☆戦略計画の実践は3ステップの繰り返し  @リスクをともなう意思決定   なぜするのか、何をするのか、いつするのか、何をいつやめるか、どのようにやめるか、を決定する      ↓  A体系的な組織活動   将来の成果をねらう活動に適切に資源を割り当てる   5W2H(誰が・いつ・どこで・何を・どうする・なぜ?・いくらで?)によって考える      ↓  B期待した成果との比較   目標と結果を比較、検討し、必要に応じて@かAを練り直す  ”目標を設定したら、達成するために何をすべきかを考える必要がある。やるべきことを仕事に落とし込み、行動に移し、   成果とするための‘作戦’が戦略計画だ”