昨年、『もしドラ』をきっかけにドラッカーに出会い、ドラッカーに感激して『マネージメント エッセンシャル版』を読みました。 今回、別冊宝島ドラッカーを教科書にして、自分なりの自習ノートをしたためていきたいと思います。 1.会社とは何か?  「企業の目的の定義は一つしかない。それは、顧客を創造することである」               ー『マネージメント エッセンシャル版』P.15ー  ★会社の目的は利益の追求ではない。ーそもそも会社とは政府や病院、学校などと同じ、社会を構成する組織の一種。これらの組織は   社会や個人から必要とされるから存在している。   ただ、利益はいらないというわけではなく、会社にとっては非常に重要、利益がなければ会社は活動できない。   その代わり、不当に高額だったり偽ったりと利益の追求だけを目的とした会社は、社会的あるいは法的制裁を受けることになる。  ☆会社の目的は「顧客の創造」である。ーすでにあるニーズを満足させるための商品、あるいはニーズそのものを生み出すような商品   を提供することで顧客に満足を与え続けること、これが「顧客の創造」である。   逆に言えば市場(顧客)は会社が創るもの、潜在的なニーズはそれを満たす方法が提示されて始めて認識される。  会社の最も重要な存在意義は、社会を構成する一組織として社会や個人のニーズを満たすために存在しているのだ。