乞巧奠

乞巧奠

 

 

「きっこうでん」と読みます。七夕の宵、蹴鞠雅楽和歌などの技芸を彦星と織姫星に捧げ技芸が「巧み」になるよう「乞う」京都の冷泉家に伝わる歌会の行事です。過去にはパリのギメ美術館と東京文化会館そして今回の名古屋の三回のみ公開されました。

 

舞台には角盥、琴、琵琶、五色の布と糸、秋の七草が「星の座」という壇に供えられており陽のあるうちに蹴鞠から始まり雅楽、朗詠、七夕にちなむ和歌の贈答へと続きます。実際は夜が明けるまで和歌の贈答は繰り返されるそうです。

 

cto