茶道は

茶道とは、音楽でいうとオペラと同じように総合芸術であり禅の精神であり哲学であり人とつながりあうものであり、お饅頭目当ての志の低い私にも喜びを与えてくれるもの。五感を動員し五感を満たしてくれるものと思います。


全てはただ一杯のお茶のためです。  岡倉天心のいう「美しくも愚かしいこと」で「はかないものを夢み思いを馳せる」ことです。


今年は初釜から始まり3度目のお茶席ですが、私には3回とも共通した単語に出会いました。それは頂いた色紙、高台寺の掛け物、黒楽焼茶碗の銘に表れた「瑞」という言葉です。

cto

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コメント: 4
  • #1

    keiko (水曜日, 11 3月 2015 23:43)

    茶道はおもてなしとしつらいの美学だと言われます。茶事のあるお茶会席はおもてなしにしつらいとで五感を十分満たしてくれ、一層人間的なぬくもりを感じます。「瑞」という言葉、瑞雲、瑞凰、瑞祥等おめでたい事に使われるようで、羊年の書道展に羊部首の「祥瑞」が出ていました。三度のお茶席おめでたい言葉に出会え今年は良い年になりそうですね。

  • #2

    cto (金曜日, 13 3月 2015 15:46)

    keikoさんこんにちは!コメントをありがとうございます!!
    はい、「瑞」良い言葉ですね。いつも瑞々しい心持でありたいものだと思います。
    前回のことですが、種子島で鼠短檠を初めて見ました。keikoさんに教えて頂いてすぐだったので、ちょっとびっくりしたり繋がっているなぁと思って嬉しくなりました。

  • #3

    keiko (金曜日, 13 3月 2015 22:42)

    鼠短檠は江戸時代に使われたからくりの上手くできた珍品です。鼠年としてず~と興味がありましたが、種子島に良く保存され幸運にも見られて良かったですね。
    台風時には強風雨に一番良く当たり、木々も耐えている姿哀れさ感じました。

  • #4

    cto (土曜日, 14 3月 2015 14:50)

    鼠短檠は本当によく出来たからくりですね、日本人のユーモアと巧妙さがなせる技ですね。
    種子島はポルトガルの難破船が流れ着いた様にいつも東風が吹いています。山の無い島は遮るものがないのです。今月25日にも宇宙センターからロケットが打ち上げられるそうですが、よく風で延期になるのも仕方ないことと思います。