ルオー展

絵画教室を主宰している若い友人Mちゃんの生徒達の絵が展示してあるから、と招待券を渡されたのでルオー展を見て来ました。


私はもともと、由来逸話が大好きですが絵画には先入観は要りません。一瞬の勝負が絵画を鑑賞する楽しみだと思います。絵と自分との関係なので専門家の説明は意味が無いと思います。今までに何度か「出会った」と思ったのは不意打ちでした。


岡倉天心は言います、自分を空にし画家に寄り添うことと。

千住博も言います、今のアーティストは神秘への敬意を無くしていると。見る側も同じことでしょう。

ルオーは以前汐留ミュージアムで見ています。その時良いなと思った絵に再会しました。その時の自分に再会した思いでその絵を見ました。

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コメント: 2
  • #1

    keiko (金曜日, 27 2月 2015 22:37)

    絵画展は勿論立派な作品を何度も鑑賞していくうちに、目が慣れ目が超えて観る目を高めて行く楽しみはあるようで、まさに東京の美術館にもお出掛け納得です。ルオーの作品に再会出来た事はお友達からの招待と不思議なご縁があったのですね。
    民藝の書が柳宗理の書で、花紋折りの美しい展と東京でも開催されたと知り、又双羊尊も参考になりました。ブログ楽しみにしています。

  • #2

    cto (月曜日, 02 3月 2015 06:14)

    keikoさまいつもありがとうございます。
    私の駄文が少しでもご参考になっていれば、そんなに嬉しいことはありません。本当は私の方がkeikoさまに教えて頂くことが多いと思っています。先週豊橋出身でシチリア島在住の松井守男画伯が豊橋で大作を展示されているのを見ましたが、抽象画こそ想像して楽しめると思いました。自分の好みに偏らず鑑賞することも大切ですね。