幽霊子育飴

京都は行く度に必ず大きな小さな発見がある。今年は6月で6度目の京都だが、出会ったのは。。。空也で有名な六波羅蜜寺の近くにある小さなお店で買った飴。

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幽霊子育飴由来

今は昔、慶長4年京都の江村氏妻を葬りし後、数日を経て土中に幼児の泣き声あるをもって掘り返し見れば亡くなりし妻の産みたる児にてありき、然るに其の当時夜な夜な飴を買いに来る婦人ありて幼児掘り出されたる後は、来らざるなりと。此の児八才にて僧となり修行怠らず成長の後遂に、高名な僧になる。寛文6年3月15日六十八才にて遷化し給う。

されば此の家に販ける飴を誰いうとなく幽霊子育ての飴と唱え盛んに売り弘め、果ては薬飴とまでいわるるに至る。洵に教育の上に、衛生の上に此の家の飴ほど良き料は外になしと今に及んで京の名物の名高き品となれりと云う。

 

  ゲゲゲの鬼太郎の「ネタ」になったのだそう。お店の方はご自身で二十代目と断言なさいます。近くの六道珍皇寺には閻魔大王が祀ってあり何だかフワフワしてきます。6月6度目六波羅蜜寺六道珍皇寺…6、6、六、六…6が並びました!このような数字の連続はエンジェルメッセージというのだそうです。

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コメント: 2
  • #1

    tomocco (火曜日, 24 6月 2014 20:29)

    その昔の人々はこの飴がとっても贅沢な物だったろう!!!
    京都の旅で偶然巡り合った<子育飴>を頂いて思いました。
    素朴な甘味を楽しみながら、飴の由来を自分なりに調べてみました。

  • #2

    cto (水曜日, 25 6月 2014 08:37)

    tomoccoちゃんコメントをありがとう!
    教えてもらってウィキを見てみたら、亡くなった方が三途の川を渡るために御棺に入れてもらった六文銭を使ったそうですね。自身よりも赤ちゃんのためを思う親心に感動しました。そして六文銭、、またしても六!