第九の本番日誌(フロイデ!)

11月30日(金)

 

尼崎アルカイックホールにて、午後8時半~9時半 

 

佐渡裕特別レッスンに参加2,000人を集めてのレッスンは、佐渡さんの「手のひらを何度も握る様に」「ピンクパンサーのように」などの判り易い指導により見る見ると歌声が上達していきました。

 

 

12月1日(土)

 

大阪城ホールにて、午後4時半~7時 前日リハーサル

 

本番

 

 

本番2

 

オケが入ると、どうしても音を聞いて歌うため、かなり遅れるようで、指揮を見てと言われても上手く歌えない。

 

指導の先生からは、最近の5年で最低とまで言われてしまう始末。

 

森山良子さんとのコラボも何となく緊張気味。大丈夫なんだろうか?

 

 

 

12月2日(日)

 

大阪城ホールにて、午後3時~6時 いよいよ本番

 

本番前のリハーサルでは、昨日の心配が嘘の様!指導の先生も「よかった、よかった。」と安堵の表情。

 

さあ本番、第1部は東北会場の平原綾香さんの第九第3楽章のメロディーを曲にした「ラブストーリー」、辻井伸行くんのラフマニノフピアノ協奏曲第2番第3楽章、森山良子さんの「涙そうそう」「家族写真」、そしてサプライズのマッキー登場!「世界にひとつだけの花」をみんなで合唱。

 

私たちは合唱部分があるのに、楽譜はどこえやら。踊りながら大騒ぎ。辻井くんのうれしそうに踊る姿もかわいい!泣けるやら、笑えるやら、騒ぐやら、奇声を上げるやら、とにかくブラボー!!

 

第2部は本命の交響曲第9番!1万人の人が朝から詰めているので、会場は熱気にあふれ汗ばむ位になっていました。第1楽章、第2楽章、第3楽章と進み、いよいよ第4楽章に突入。立ち上がる場面も1万人が意気投合。

 

佐渡さんの指揮も熱が入り興奮気味!リハーサルのときよりも少し早めの指揮にも合唱はついてゆき、興奮のうちに大合唱となりました。

 

最後の「ゲッテルフンケン」はこの日の言葉と言わんばかりに場内に響き渡りました。そして、ブラボーの声と割れんばかりの拍手うちに終了!

 

今までよそよそしかった仲間が、今から東京に帰るんだ、四国に帰るんだ、よかったね又会おう、と声を掛け合うようになりました。この3ヶ月間大変だったけど、フィナーレの「蛍の光」を歌いながら、来年も又来たくなりました。