フクシマを語る詩人

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友人が企画した講演会に行きました。和合亮一の講話とムーランのヴァイオリン伴奏による詩の朗読。

友人はこの計画を進めるにあたり「地味だ。」「暗い。」等の意見を聞いたそうです。

 

自分と自分の周りにしか関心を持たないのはポピュラーなことですが、私は冗談じゃないと思いました。

 

あの日、心の震災は皆同じだったのではなかったか?それをもう忘れてしまうなんて、何て貧弱なハートだろうか!と。

 

自分に出来ることは無いか?といつも思っていたいと、私は思うのですが。。

 

和合亮一の語りはそんな思いを強くさせてくれました。

 

その詩は自分の中の小さな気付きを、それで良いよ大丈夫。と力付けてくれます。

 

「美しい」と詩人が言うとき「言霊」「言葉に命あり」なのだと改めて思いました。

 

言葉は骨で聞く、とも話していました。胸に来る多くのお話でした。

 

最後に握手した和合さんの手はとても温かかったし、包み込むように優しい笑顔でした。

 

cto

 

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コメント: 2
  • #1

    匿名ひろこちゃん (木曜日, 05 4月 2012 08:37)

    載せて頂き素直に嬉しいです。来てくれてありがとう!本当に企画して実現するまで色々考えさせられました。リンクされた写真を見てあのようなあからさまな現実から目を背けていた自分にも気がつきました。言葉では「寄り添うこと。」と書きましたが今思えばどこかうわっつらに響くかもしれません。その証拠に講演会が終わったら、やれやれ…という想いが自然に湧いてきてしまいました。義援金90,045円集まったよ。絆プロジェクトに合計490,045円寄付できた!皆さん感謝いたします。

  • #2

    cto (木曜日, 05 4月 2012 10:41)

    ひろこちゃんコメントをありがとう。
    大成功でしたね!おめでとうございます、お疲れさまでした!!
    ムーランも良かった〜♪♪
    私は和合さんが撮った南三陸の写真を見て、やはり写真だけでは伝わらないと思いました。大切なことは、こちらが関心を持って忘れないことだ思います。これからも活躍を期待しています。