高野山 聖なる世界へ

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はじめまして   山本です。
先週、高野山宿坊への一泊旅行に行って来ました。
 
旅の始まりは、弘法大師の母公が移り住んだ「女人高野」と呼ばれる慈尊院
そして、高野山の地神を祀る丹生都比売神社へ
次は、弘法大師も実際に歩かれた山道、町石道の一部、約2㎞を歩きました。

母を想い、慈尊院まで約20㎞も道のりを月に九回も会いに行かれた弘法大師の親子愛には
感動しながら歩きました。
 
宿坊で一泊
修行僧と同じ体験をし、精進料理をいただき、朝のお務めには心が清められ、すがすがしい一日の始まりでした。
 
二日目は、壇上伽藍、女人堂、奥の院めぐり
そして、いよいよ弘法大師の御廟、聖なる地へ
弘法大師から15メートルのところで手を合わせられることに有り難さを感じ、心が熱くなりました。
 
この旅で、私の中で大きな変化があったことは確かです。
ただ、いろいろ考えたんですが、それを表す言葉がなかなか見つかりません。
しいて言えば、「おがげさんで生かされている」という思いでしょうか。
 
もし、機会があれば一度高野山へ行かれてみてはいかがでしょう。
何かを感じ、何かを見つけられると思います。
 
“世の中は「こそ」の二文字のつけどころ 乱るるもこそ 治まるもこそ”
「こそ」は、私の「こそ」ではなく、相手につける「こそ」
あなたがあって「こそ」、つまりは「おかげさん」ではないでしょうか。
 
 
                                              合掌