マタイ受難曲byドレスデン聖歌隊&オーケストラ

ドレスデン聖十字架合唱団

 

バッハを聴くことが好きです。

 

 

アインシュタインの真似をすれば、死とはバッハが聴けなくなることです。

 

特にマタイ受難曲は宇宙の中で孤独に打ち震えているもの、とパスカルのいう人間としての自分を実感します。

 

 

どちらも生きる不思議を思いださせてくれます。

 

 

曲の内容がキリストの最後の七日間だからかもしれません。

 

 

良い曲ですよと気楽に勧められませんが、3時間越えますし。

 

 

しかし、今回凄いと思ったのは演奏が終わるや否やすぐ拍手、ブラボーに指揮者は手を下ろさず再び静かになるのを待ちました。

 

 

かねてからコンサートの余韻を大切にしたい主義の私は指揮者の態度は素晴らしいと思いました。

 

 

そしてそれから10分間ほど感謝の拍手を続けました。

 

 

CTO