シリーズ【ドラッカー】Vol.6 古い常識を打ち壊せ

おはようございます。佐藤望です。

 

甲子園ベスト8が出揃いましたね。

 

東海勢が残っていないのが残念ですが、何が起こるかわからない高校野球はおもしろいですねぇ。

 

なんだか昔の甲子園と雰囲気が違うなぁ~と感じたのが選手の表情。

 

みんなすごく笑顔でプレーしてますね。試合後も笑顔。勝っても負けても笑顔。

 

きっと全力を出し切ったから笑顔でいられるんだと思いますが、ゆとり教育のなごりで競争意識が強くない子達が育ったのか!?などと少しひねくれたことを考えてしまいます。笑

 

さて、シリーズドラッカーも後半戦7回裏くらいまで来てます。

 

マネージャーのみなみは、順調に実力をつけてきたものの、未だ甲子園出場のレベルに達していないと感じていた。

 

甲子園出場というのは非現実的なことであった。

 

非現実的なことを実現するためには、これまでのやり方をしていたのではだめだった。

 

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マーケティングだけでは企業としての成功はない。

 

企業の第二の機能は、イノベーションすなわち新しい満足を生み出すことである。

 

イノベーションとは、科学や技術そのものではなく価値である。組織のなかではなく組織の外にもたらす変化である。イノベーションの尺度は外の世界への影響である。

 

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イノベーションは、組織の外…つまり野球部内ではなく、野球部を取り巻く高校野球界である。

 

古い常識を打ち壊し、新しい野球を創造することで常識を覆し、非現実を現実にできると考えた。

 

古い常識…そこに見えてきたのは『送りバント』と『ボール球を打たせる投球術』だった。

 

「ノーバント・ノーボール作戦」はその後の野球部における最も重要なイノベーション戦略となった。

 

次回、ついに甲子園地方予選開始。