シリーズ【経営格言】vol.2 小倉昌男

おはようございます!佐藤望です。

 

天気がいいとお出かけしたくなります。9日の日曜日に浜名湖ガーデンパークへ散歩にいってきました。

 

偶然にもフラワーフェスタ2010の最終日でポカポカした陽気の中2時間ほど花を見ながら散歩。

 

 

さて、シリーズ【経営格言】vol.2ということで今回は…

 

 

元ヤマト運輸会長、小倉昌男さんの格言です。

 

小倉昌男さんこそがヤマト運輸で個人宅配事業「宅急便」を開始した人なのです。

 

今となっては日時の指定、時間の指定などが当たり前にできるようになった個人宅配事業。

 

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         サービスが先、利益は後

 

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当時、個人宅配事業というのは民間業者は採算が取れないと言われていました。

 

そこで小倉昌男さんは利益がわずかである荷物を総量を増やすことに重点を置きました。

 

荷物の総量を増やすためにサービスの向上が必要だと考えたのです。

 

より多くの顧客に利用してもらうために、コストの増加を顧みることなくサービスの向上に力を注ぎました。

 

そして、順調に荷物の総量を増やし、顧客を増やし、ついに黒字に転ずることができたのです。

 

 

小倉昌男さんは利益はいらないとはいっていないのです。利益を追求することに集中しすぎるとサービスが二の次になり、顧客満足を得られることなく、結果として収益を減少させてしまうということをいっているのです

 

この言葉には一時の収益のためにサービスを怠ると結局は収益を減退させる要因となる、つまり裏を返せば、短期的に赤字であってもサービスを充実させることによって将来的には利益につながるという意味が込められているのではないでしょうか。